ブロックチェーンの削除と再同期
このヘルプ記事では、ご使用のPCに最新のブロックチェーンをコピーするために古いデータを削除する方法を紹介します。
ブロックチェーンデータを削除する場合はウォレットデータも削除し、Daedalusウォレットに不整合データが絶対に残らないようにする必要があります。
ブロックチェーンデータとウォレットを削除した場合
Daedalusを起動すると、Daedalusが機能するためにブロックチェーンの最新のコピーが必要になるため、通常どおり同期されます。PC上でブロックチェーンが見つからない場合、ダウンロード(同期)が始まりますが、ブロックチェーン全体を新しいマシンと良好なブロードバンドインターネット接続で同期するした場合、約1時間かかります。(2022年6月現在、Cardanoブロックチェーンはディスク上で65GBです。)同期が完了すると、Daedalusはウォレットを検索し、ウォレット(walletフォルダ)が見つからない場合、新しいウォレットを作成するか復元するように表示されます。ウォレットを復元するにはウォレット復元フレーズを使用します。新しいマシンでの復元プロセスには、通常1時間かかります。復元中、Daedalusはブロックチェーン全体からウォレットに属するトランザクション(取引)を探します。
注意:ウォレットを削除すると、対象ウォレットの全情報がDaedalusのローカルインストールから削除されるため、再度アクセスするためにはウォレットを完全に復元する必要があります。ウォレットの復元にはウォレット復元フレーズが必要です。復元フレーズが不明な場合、所有するADAを全て失うことになります。
お手持ちのウォレット復元フレーズが正しいかどうかを確認するには、復元フレーズが正しいか確認するを参照してください。
wallets フォルダとchainフォルダを削除する
Windows
- PCを再起動しDaedalusが起動していないことを確認してください。
- ステータスディレクトリを開きます。
- chainフォルダを削除します。このフォルダには15万以上のファイルが格納されているため、処理に数時間を要する場合があります。
- chainフォルダの削除が完了したら、ゴミ箱を空にしてください。
- wallets フォルダを削除します。
- PCを再起動します。
- Daedalusを起動し、同期できるようにします。
- ウォレットを復元します。
macOS
- PCを再起動しDaedalusが起動していないことを確認してください。
- 再ログイン時にウィンドウを再度開くが選択されていないことを確認してください。
- ステータスディレクトリーを開きます。
- chainフォルダを削除します。注:このフォルダには15万以上のファイルが格納されているため、処理に数時間を要する場合があります。
- フォルダの削除が完了したら、ゴミ箱を空にしてください。
- wallets フォルダを削除します。
- PCを再起動します。
- Daedalusを起動し、同期できるようにします。
- ウォレットを復元します。
Linux
- ステータスディレクトリーを開きます。
- chainフォルダを完全に削除します。注:このフォルダには15万以上のファイルが格納されているため、処理に数時間を要する場合があります。
- フォルダの削除が完了したら、ゴミ箱を空にしてください。
- walletsフォルダを完全に削除します。
- PCを再起動します。
- Daedalusを起動し、同期できるようにします。
- ウォレットを復元します。