ADA紛失の防止策
エディション: 全てのウォレット
ADAを安全に保管することは、Daedalus(ダイダロス)ウォレットユーザーにとって最優先事項です。ガイドラインに従うことで、ウォレットのADAにアクセスできなくなったり、ハッキングによりADAを送金をされたりするリスクを軽減できます。
ただし、以下を念頭においてください。
- ADAの使用には、常に盗難やハッキングのリスクが伴います。実際に当方では、多くのケースの報告を受けています。
- ADAの使用に伴うリスクについて、最新情報を把握しておく責任はユーザーにあります。
- IOHKがユーザーのADAを補填することはできません。ADAを保有しているのはユーザーでありIOHKではありません。ユーザーのADAをコントロールできるのは本人のみであり、IOHKを含む他の誰にもコントロールすることはできません。
オンラインで安全に使用する方法と、Cardano(カルダノ)コミュニティでの不適切な活動を報告する方法はこちらでご確認ください。オンラインで安全にご使用いただくために
どのウォレット?
「どのウォレットが最も安全ですか?」とのご質問がよくございます。すべてのウォレットにはリスクが伴います。 各ウォレットを使用する際に注意すべき点を知るために、リスクが何であるかをご承知おきください。
一般的に、資金は取引所には決して保管するべきではありません。取引所は、資金の転送または取引にのみ使用する必要があります。 休止中は、すべての資金をローカルのウォレットに保管する必要があり、短期保管の場合、資金はDaedalusウォレットやYoroiウォレットなどのウォレットアプリに保管する必要があります。長期保管の場合、資金はハードウェアウォレットまたはペーパーウォレットに保管する必要があります。現在、DaedalusウォレットとYoroiウォレット共にはハードウェアウォレットをサポートしております。
Daedalusウォレットアプリケーション
Daedalusのウォレット復元フレーズは極秘事項として安全に保管してください
例:
- 不正アクセスを防止するために、PCやアカウントへにパスワードを設定する
- 不正アクセスを防止するために、PCを使用していないときにはロックをかける
- ハッキングを防止するために、ソフトウェアのダウンロードや使用には十分に注意する
- ハッキングを防止するために、メールに添付されたリンクやリンク付き画像をむやみにクリックしない
- 自分のPCに12語のDaedalusウォレット復元フレーズを保存しない
復元フレーズの有効性の確認方法は、Daedalusウォレット復元フレーズの確認方法を参照してください。
Daedalusウォレット復元フレーズを失くした場合
IOHKテクニカルサポートデスクでは多くのユーザーから12語のDaedalusウォレット復元フレーズを失った場合の対処方法について数多くのお問い合わせをいただいております。 代替オプション(ウォレットのインポート機能)を実装する可能性を検討していますが、この機能がすべてのユーザー、特に非常に古いバージョンのDaedalusを使用していたユーザーに対して機能することは保証されていません。 詳細については、ウォレットのインポート機能が現在無効になっているの記事をご覧ください。
ネットワーク間トランザクションの保護
注:間違ったアドレスの使用によるADAの偶発的な損失を防ぐために、いくつかのセーフガードを実装しました。メインネットでテストネットアドレスを使用しようとすると、トランザクションは失敗します。 同様に、Deadalusウォレットテストネットでメインネットアドレスを使用しようとすると、トランザクションは失敗します。
「エラーが発生しました」と表示されるの記事を参照してください。
Daedalusペーパーウォレット
Daedalusペーパーウォレットは大変重要です。お取扱いにご注意ください。
例:
- 盗難の恐れのない、安全な場所に保管してください
- 盗難防止のため、記載内容を他者に見せないでください
Yoroiウォレット
Yoroi(ヨロイ)ウォレットは、IOHKのパートナーであるEmurgo(エマーゴ)が公開しているブラウザー拡張機能です。Yoroiウォレットはリソース集約型ではないため、Daedalusウォレットよりも使い勝手がよい面があります。
ハードウェアウォレットではペーパーウォレットと同様にADAをオフラインで保管できます。一般に、ADAをオンラインで保管するよりもはるかに安全です。
詳しくはYoroiウォレットのサイトをご覧ください
セキュリティのベストプラクティスの詳細については、Cardanoユーザーのサイバーセキュリティガイドラインを参照してください。