Daedalus 4.9.0 リリースノート
リリース日:2022年03月03日
Daedalus 4.9.0では、ノード同期実行中のフィードバックが改良され、送信画面、ステークプールリスト表示、ウォレットメニューが更新されました。
同期画面では、ノード同期の各段階についての詳細情報が表示されるようになりました。
送信画面では、トランザクション処理に必要な最少ADA額が自動更新されるようになり、新たなトークン選定ダイアログが追加されました。
また、ステークプールリスト表示画面には、委任中のステークプールが表示されるようになりました。
ウォレットメニューには、検索および並べ替え機能が追加されました。
本リリースではその他にも、以下を含むユーザーインターフェイスの改良が施されています。
● ディスク容量を確認できないというWindows 11の不具合が修正されました。
● Daedalusチーム画面は更新され、DaedalusコードベースはTypescriptに移行されました。
新機能
同期画面の詳細情報
Daedalusの前バージョンでは、ノード同期の各段階に関する詳細情報が導入されました。しかし、画面には1度に1段階の情報しか表示されなかったため、同期の進捗が0に戻ったような印象を与えていました。今回画面にすべての段階が表示されるように更新され、同期の進捗状況を追跡しやすくなりました。
送信画面 - 必要なADA最少額
これまで、トランザクションを作成する際に、必要とされるADA最少額に変更があった場合には、ADAフィールドを入力し直す必要がありました。今回の改良により、この値は自動的に更新され、画面下部にメッセージが表示されるようになりました。ユーザーが最少額に満たない値を入力した場合には、入力フィールドの更新を促すボタンが表示されます。
新しいトークン選択ダイアログ
新しいダイアログにより、トークンの選択が容易になりました。はじめの30トークンを選択、お気に入りでフィルタリング、トークンリストからの検索が可能です。
ステークプールリスト表示画面における現在の委任
グリッド表示とは異なり、ステークプールリスト表示では委任中のステークプールは表示されませんでした。この画面は更新され、委任中のステークプールがリスト上部に表示されるようになりました。
ウォレットメニューの検索と並べ替え
ウォレットメニューが更新され、ウォレット検索機能と、アルファベット順、作成日、ADA残高による並べ替え機能が追加されました。