Daedalus 3.0.0-FC4 リリースノート
リリース日:2020年12月4日
Daedalus 3.0.0-FC4 は、Cardanoネットワークの望ましいプール数の変更(kネットワークパラメーター設定を150から500へ)に必要な更新とともに、数多くの軽微な修正や改良を含みます。
新機能
ステークスライダーの改良
「ステークプール」画面のステークスライダーは、最大値を計算するために望まれるステークプール数(Cardanoネットワークのkパラメーターで設定されたもの)を使用するようになりました。12月6日(日本時間7日)に、Cardanoネットワークの望ましいプール数は150から500に変更されます。この改良により、kパラメーターの変更に応じてステークスライダーは正しい最大値を計算します。
ステークスライダー上のADA流通量も、ネットワークにおける現在のADA流通量に応じて更新されています。これは、ネットワークから直接読み取るものであり、今後の更新で処理されることはありません。
ニュースフィードの改良
ニュースフィードはユーザーインターフェイスのニュースフィード画面以外の部位をクリックすると、自動的に閉じるようになりました。
修正済み機能
ステークプールの削除
オフチェーンのメタデータサーバー(SMASHサーバー)から削除されたステークプールが、Daedalusに表示されていました。この問題は現在修正されました。
トランザクション手数料見積もりの改良
トランザクションで送金されるADAの額を変更したときの、トランザクション手数料見積もりのパフォーマンスが改良されました。
ITN報酬の還元
少額のADAを含むITNウォレットの手数料計算が修正され、これまで残高が少額でITN還元エラーとレポートされていたウォレットでも還元が可能となりました。また、ITN報酬還元のユーザーエクスペリエンスも、より正確なエラーメッセージから利を得ています。
Linuxのディスク空き容量チェック
ディスク空き容量が正しく検出されていなかった一部Linuxディストリビューションで正しく検出されるようになりました。