Daedalus Flight 3.0.0-FC1 - リリースノートおよびガイド
Daedalus Flight 3.0.0-FC1リリースでは、Trezor Model Tハードウェアウォレットがサポートされました。
3.0.0シリーズの次回リリースでは、Ledger Nano SとLedger Nano Xのサポートが追加されます。
Daedalus Flight上で完了し、テストを行った後、LedgerとTrezorハードウェアウォレットのサポート機能は今月中にDaedalus Mainnet 3.0.0でリリースされます。これ以降、Daedalusユーザーは市場で最も一般的なハードウェアデバイスを使用して、ADAの送受信および委任を行うことができるようになります。
Daedalus FlightにおけるTrezor Model Tの使用方法
準備
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Trezor Bridgeをインストールします
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デバイスを公式のTrezorウォレットのウェブインターフェイスに接続して、ハードウェアウォレットファームウェアが最新版であることを確認してください
Trezor Model TとDaedalusをペアリングする
「ウォレット追加」画面を開き、[ペアリング]ボタンをクリックします。
デバイスをコンピューターに接続し、画面上の指示に従ってください。デバイスがPINでロックされている場合は、ロックを解除し、公開鍵を確認する必要があります。
左側のウォレットリストにハードウェアウォレットが表示されます。ハードウェアウォレットはウォレットの横に付されたアイコンで識別します。
ADAの送金
ウォレットのトランザクション履歴と残高がブロックチェーンと同期されると、トランザクションを始めることができるようになります。
ハードウェアウォレットを使用したADAの送金は通常の(ソフトウェア)ウォレットを使用したADAの送金と似ています。唯一の違いはトランザクションの確認で、Daedalus上で送信時パスワードを使用する代わりにハードウェアウォレットデバイス上で行います。ハードウェアウォレットデバイスは秘密鍵を守るようにデザインされているため、送信時パスワードは要求されません。
トランザクションを確認するには、ハードウェアウォレットがコンピューターに接続されていることを確認し、画面上の指示に従ってください。
ハードウェアウォレット上でトランザクションを確認すると、[送金する]ボタンが有効になります。このボタンをクリックしてトランザクションをCardanoネットワークに送信します。
ハードウェアウォレットでの委任
ハードウェアウォレットの現委任設定は「委任センター」画面で確認できます。
ハードウェアウォレットを委任する、または委任の再設定を行うには、委任ウィザードを起動して画面の指示に従ってください。
ウォレットを選択する段階で、必ずハードウェアウォレットを選択してください。ハードウェアウォレットは、ウォレット名の右側に表示されているハードウェアウォレットアイコンで通常の(ソフトウェア)ウォレットと識別できます。
ステークプールを選択したら、委任ウィザードの最終段階でハードウェアウォレットデバイスを使用して委任を確認する必要があります。
委任トランザクションを確認すると、[確認]ボタンが有効になります。[確認]ボタンをクリックしてプロセスを終了し、委任設定をCardanoブロックチェーンに公開します。
残高およびトランザクション履歴の表示
ハードウェアウォレットの最新残高およびトランザクション履歴を確認するために、ハードウォレットデバイスをコンピューターに接続する必要はありません。ハードウェアウォレットデバイスがコンピューターに接続されていないときは、左側のウォレットリストのウォレット名に付されたハードウェアウォレットアイコンはグレーで表示されます。
Daedalusの実行中、ハードウェアウォレットはCardanoブロックチェーンのステータスに同期されます。
ADAの送金やウォレットの委任を行う場合は、必ず画面の指示に従ってハードウェアウォレットデバイスをコンピューターに接続してください。